このブログはTRPGでの出来事なんぞを、書こうとしてる ブログですよ。
冬吹雪。
スポンサーサイト
-----------  CATEGORY: スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ページトップへ
SSルーム?長文は書いていないはず?なんのことです。
2007-07-12-Thu  CATEGORY: SS
ちぇいさー。

おういぇぇぇぇぇ。

と言うわけで、わかる人にしかわからんものを書いてみました。

読めるなら読むといい、ただし、まっぷたつだぜ?
なにがまっぷたつかはしらにゃい。

雨の中、一人歩く男が居る。年齢は20代程度、体格はそう良くはない、多少身長が平均より高い程度だ。双眸には眼鏡をかけ、服装はコートのような物を着ている。
彼は自分の体が濡れる事をまるで気にしない様に、雨でぬかるむ道の端を歩いている。
「…確か、この辺りか。」独り言を呟き、彼は一人目的の地である冒険者の宿へと歩みを進めていた。

アーカイヴス、主に裏の仕事に徹し、組織的構成員の人数は不明。中には荒事を担当する者も居る。
フィルレイン・ガーデン、通称『追跡者』。彼は、その中でも独自の判断での行動を許可されている情報特務の人間であり、
ガーデンと呼ばれるアーカイヴス内の派閥の中でも、かなり上の権限を持つ男の一人だった。
「我ながら、思い切った行動だとは思うが…。此処は、信じよう。」

銀の月灯り亭、この界隈では有名な冒険者の宿だ。此処に冒険者として登録している者は、腕利き揃い。
デーモン・スレイヤーや、中には他国の摂政をしている者も居るという。
そうそうこの宿以外に信じられないような話を聞ける宿も多くはないだろう。もし、自分という人間が今の仕事に就いていなければ、
その蝶番を鳴らし、冒険者としてこの身を躍らせていたかも知れない。憧れとも言えるのだろうか?その感情は暫く振りに感じる高揚感だった。
だからなのかも知れない、この冒険者の宿を選らんだ理由は。
勿論此方の組織は表立って有名な組織でないが故に、きちんとした然るべく所で依頼をしたいと言う事も有った。
そういった意味でも、此処の店主の噂は彼の耳に行き届いていた。そして、彼は蝶番を鳴らし、単身冒険者の宿へと身を滑らせたのであった。

当初は、どんな厳つい男や、きつい女性が出て来るかと思いきや、実際店の中に入るとそうでもなかった。
中には男性が一人、女性が二人、カオエルフの女性が一人居るだけだ、店を間違えたのだろうか?
「…此処で有っている筈だが…。」何処を見ても、他に冒険者らしい影が見当たらない。と、此方の心配を他所に、一人の女性がタオルを差し出してくれた。
他の人物達もどうやら奥に引っ込んでいるらしい店主を呼んでくれているようだった。
タオルを受け取り、此処が銀の灯り亭であるかどうかの確認を取る。───どうやら、間違いではないらしい。
後々に調べた事だが、どうやら銀の月灯り亭はむしろ女性の冒険者がかなり多めに登録されているのが現実らしい。
しかも、種族は様々な者が居るんだとか。何処かの旧体制の頭の固い大人にでも見せたらそれこそ頭を茹蛸のようにして驚きそうなものである。

店の主人に事情を話し、冒険者の斡旋を頼んだ。当初は此方が余り表立たない組織の者で有る事に難色を示されたが、渋い顔で店主はこう言った。
「こういう雨の日は、何かしらやっかいな仕事が舞い込んでくるってのが常なもんさ。」
店主は先程の彼らに親指を指し、あいつらで十分だろう、とも言った。
感謝の言葉を店主へと送り、紹介された彼らの元へと向かう。
見た目こそ若い人物が多いが、少なくとも自分と同程度か、もしくはそれ以上の実力は持っているだろうとは感じていた。
事実、あまり周知されていないアーカイヴスの事ですら知っているくらいだ。冒険者として大事な能力の一つである情報能力に関しては文句の言い様は無いだろう。
勿論、それが一人だけ知っていようが、二人知っていようが、彼等はメンバーを組む事に為るだろうから、人数は関係ない。
そう言った意味でも彼等はバランスがよく取れたメンバーだという事も多少なりとも外見で見分けがつく。
俺は挨拶を交わした後、何処まで話すべきか?そう考えながらも冒険者達に依頼の内容を話し始めた。

主だった依頼内容、組織から離反した者の追跡とは外面だけの物で本当の依頼内容は只、あいつ、ユディックが何故任務中に消えたのか?その理由を聞いて来て欲しかったからだ。
勿論俺達組織のメンバーが聞きに言っても構わないが、ユディックの事だ、追跡者なんて呼ばれる奴が目の前に現れたら逸れこそ、死に急ぎかねない。逸れに、俺にしか出来ない事も有る。

俺達の組織は今、二つの派閥に分かれて争いを繰り広げている。
旧体制、我々は只裏の仕事に徹し、その存在を表沙汰にしたくは無いと主張するガーデン派。
新体制、折角の技術があるのだから、もっと表に出て仕事をすべきだと主張するファウゼン派。
俺はガーデンの姓を名乗ってこそいるが、実際の所ガーデンの名前はお飾り程度にしか過ぎない。
何故なら組織の中にはガーデンと言う姓を持つ人間が何人も居るからだ。俺達は世間で言う所の孤児、それが集まった集団なのだから。
ファウゼンとは、元々情報収集のみが主だった仕事だったアーカイヴスに執行部と言われる戦闘に特化した部隊を作り上げた立役者だ。
だからといって、孤児と言うわけではなく。ある日突然アーカイヴスに現れた変わり者…とでも言えば良いのか。俺自身は良い印象も、悪い印象も持っては居ない。
事実、この数年間彼が執行部を作り上げてから仕事のリスクは低くなった。元々、情報収集のスキルを高めるのは限度があったし、それにもし任務にしくじった場合は援護も可能だからだ。
持ちつ持たれつ、そんな関係が続く中ある噂が組織内で流れるようになった。ファウゼンが直接アーカイヴスの名前を出して仕事を拾ってきたと言う噂だ。
これに関して上ではかなり言い争ったようだが、結局事実確認は出来ずに終わったらしい。結局、ファウゼンと言う人物が作った功績があまりにも大きかったのだ。

その事がきっかけとなり、情報部と執行部の連携もままならない状態にあり、組織は今ゆっくりと終わりへの一途を辿っていた。
勿論このままで良いとは俺も思っては居ない。そのためには少なくとも強力な地盤が必要になる。そう、信頼と言う足跡で踏み固められた大きな地盤が。
その為には身内だけではない、外の力も借りなければ為らないだろう。

「荒療治になるな。」冒険者達に依頼を説明し終えた後、俺は自室で情報を整理していた。
「けど、必要な事なんですよね?」俺の隣で立って居る部下が真意を探るべく答えを返してくる。
「あぁ、オフィニクス。至急、この金を持ってジラトールと共に冒険者達の後を追え」
「ジラトールさんと?何故です?」自分一人でも十分だと言いたげに頭をかしげている。
「──これは特務である。つい先程入った情報だ、どうもユディックは只裏切ったわけではなかったらしい…」
「どのような情報を?」
「例のあの任務地から3時間ほど行った所に廃墟がある、そこにこの紙が落ちていたそうだ。読んで見ろ。」そう言ってつい先程手に入れたばかりの雨にぬれた一枚の羊皮紙を取り出す。
「──これは…。」
「何処の誰だか知らないが、人質とはな。参ったよ、俺達に父や母は居ないと勘違いしていたが、あいつには里親達が居たな。」
「……ファウゼン、でしょうか?」
「解らない。だが、此方がこの情報を手に入れたとあちらが解った以上、追っ手が掛かる事は間違いない。」
「解りました、ジラトールさんを連れて冒険者達の後を追います。仮に危険と判断した者がいた場合はどうなさいますか?」
「俺も別ルートから後を追う。口が動ける程度には手加減しておけ。『その心は?』」
「『理想を見ない現実で』了解、では早速。」
「此れから、忙しくなる。」一人だけになった部屋を見つめて、フィルレインはそう呟いた。
スポンサーサイト
ページトップへ  トラックバック0 コメント2
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
何故に口調が十桀衆(笑)?
コメントセプトパス | URL | 2007-07-13-Fri 00:39 [EDIT]
というわけでわかる人が読んでみましたが……なるほど、こういう裏の設定があったのですね……。

フィルレインの一人称で語るとシリアスで渋い雰囲気になるのに、オフィニクス、ジラトールのコンビが全面に出るとギャグっぽい明るい雰囲気になるという……ナイスチームです(笑)。

でも、フィルレインとこのコンビが会話をするとシリアスになる辺りはフィルレインの権威の強さを物語ってますね(笑)。

この「とんでも情報局」がこれから先どんな騒動を起こすのか、楽しみにしていましょう(笑)。
十傑衆を知らない私が書いてみました。
コメント冬摩 | URL | 2007-07-13-Fri 11:02 [EDIT]
グラードSSに投降するか悩んだ挙句ブログですよ。

いかに俺がビビリなのかがよく解りますね。
今からでもきちんと投降するべきか悩んだり。
まぁ、いいか。気にしない…。

とまぁ、フィルレイン側でSSを書いてみました。
なにか続き物というか、こいつら動かしやすいので色んな
セッションにも出せそうなので俺NPCレギュラーになるやも。
トラックバック
TB*URL
<< 2017/06 >>
S M T W T F S
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -


余白 Copyright © 2005 冬吹雪。. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。