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冬吹雪。
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久々に記事を。
2008-03-05-Wed  CATEGORY: 雑記
3月の初記事はペンギンに奪われたが此処で挽回だぜ!

と息巻く事も無くまったりいこうと思った。

とは言っても書きなぐった物をコピペして張り付けるだけなんですけど。

しかし、こういう物を書いていると自分の文章力に自信なくなるなぁ。

もっと本とか読んだり辞書引いたりするべきなんだろうな。

以下、我と言わないオベリウスワールドが展開。




 もはや時の流れに埋もれてしまった王国ワシュラゴラ。
 その王国に存在した人達の事を話そう。
 俺達がまだ若く、そして、余りにも未熟だった頃の話を。




「……完全に遅刻した。ガルフォスの奴、まだ居るかな」
 苦笑しながら待ち合わせをした街の外れにある小さな森へと彼は向かっていた。
 多少の遅刻なら怒りもしないだろうが、今日は大遅刻だ。
 時間で言うなら軽く一時間は越えている。
 言い訳は特には無いので考えない、素直に白状すればあいつも怒りやしないだろうと思っていた。
 そして、目的の場所へと俺は辿り着いた。
「ごめん、ガルフォス!遅れ……た……って、あれ?」
 目の前には息を切らして仰向けに倒れている少年と、それを見下ろすように立っている男が居た。
 二人の手には訓練用の木の剣が握られており、仰向けに倒れている少年は男に敗れたのだろう。
「クソッ、弱い者をイジメて何が楽しいんだ。このエセ騎士め」
「……最初に突っかかって来たのはそっちだろう。ん?あぁ、やっと来たか、オベリウス」
「何っ!? ったく、タイミングの悪い時に現れやがる」
 ばつの悪そうな顔で少年は服に付いた土を掃い起き上がった。
 そんな様子を見ながら男はニヤニヤと笑みを浮かべている。
「気持ち悪い笑い方をするな、ケール。次やったらぶん殴ってやる」
「それが出来るんならやって見ると良い。まだまだお前の腕前じゃ俺には届かんよ、ガルフォス君」
「なんだと!?良いだろう、もう一度だ。構えろ、ケール」
「時間は有限だ、ガルフォス君。俺は無駄な時間はとらない主義なんだがね?」
「……いや、あの。俺の事も忘れないで貰えますか」
「「あ」」
 ……仲が良いのか悪いのか。どちらかと言えば前者なのだろうが忘れられているとどうも悲しくなってしまう。
 とは言え、ガルフォスが気を許せるような人物もそう数は多くは無い。
 このまま放って置いても良かったのだが、此方にも聞きたい事と言いたい事が有る。
「……いや、まぁ、喧嘩するほど仲が良いって言うけどさ」
「勘弁してくれ、どうして俺がこんな奴と」
「俺の事が好きで堪らないくせに、つれないなぁ、ガルフォス」
 相手をする事自体が無駄だと悟ったのか、不機嫌な顔でガルフォスは睨むだけに止まった。
 ケールもニヤニヤしながらガルフォスを見るのは止めてやってくれ、とばっちりを喰らうのは俺なんだから。
「はぁ……で、どうして騎士ケール様がこんな小さな森の中に御出でですか」
「なんだよ、オベリウス。そんな皮肉っぽい言い方は」
 ダメだ、この人には皮肉は通じない。
「っぽいじゃなくてそうなんです。……確か、任務で魔獣の討伐に出るって風の噂を聞いた後、それっきり姿を見ませんでしたけど」
「そ、無事に魔獣討伐自体は完了。無事に任務も終了し、王都に戻ってまいりました!」
 それは何よりだ、と心の片隅で思いつつため息を吐く。
 全く、この人は騎士になってからも何一つ変わっていない。
 強いて言うのならば。
「無事に帰ってきた祝いにエールでも奢ってくれない?オベリウス君」
「何か有る度に人に奢らせようとする癖は変わって欲しかった……」 
 このままこの人のペースに巻き込まれると話が進まないので無理やり話を修正する事にする。
「ほんと、変わらないな。それで、帰って来たからわざわざ俺たちの居そうな所に来たんですか?決して暇じゃないしょうに」
「はっ、暇人め」
「お前等なぁ……ったく、あの人の言いつけじゃなきゃ俺だってわざわざこんな所までは来ないさ」 
 あの人、そう聞いた瞬間ガルフォスの耳がピクッ、と動いた。
 どうやらそれに気づいたのは俺だけのようで、そのままケールは会話を続ける。
「我等の親父殿、ランザー・ベルカイン殿がお呼びだ。何時もの店で待ってるだとさ」
「ほう、ランザーまでその任務とやらに出てやがったのか。で、例の魔獣ってのは一体なんだったんだ?」
 それを聞くとガルフォスはケールに質問した。
 俺個人も、それには興味が有った。
 ランザー・ベルカイン。俺達の中で通っている彼の通称は自由騎士団団長、だ。
 勿論、名前だけではなく、本物の騎士団の団長である。
「……ヒュドラだよ」
「は?」
「だからぁ、ヒュドラ」
「……よく生きて帰ってきたな、お前」
 どうやらガルフォスは知っていたらしい。
 かなり真剣な顔で言葉を吐いたあたり、相当強い魔獣らしい。 
「ヒュドラ?」
 俺は知らないな、と疑問に思っているとガルフォスが仕方ないな、と説明をしてくれた。
「……お前はそうだろうと思ったよ。良いか、ヒュドラってのは全長は大体10m程で大きな固体だともっとある奴も居るとか聞いたことがある。9本の首を持ってる奴でな、しかもその首は切っても再生するオマケつきだ。」
「じゅっ……!?」
 驚いている俺を置いてケールがその説明を受け継ぐ。
「まぁ、俺は今回は後方援護だったから助かったようなもんだ。実際前衛に立ったのはベテランの仲間達だったしな。魔法使いの奴らとも組んで結構大変な作戦だったんだぜ?」
「……魔法使い、って。俺達の国じゃ全然居ないって言われてる人達じゃないか。そんなの連れて、ランザーさんまで動くなんて……。よくそんな話がこっちに回ってこなかったね」
 魔法使いという単語は俺でも知っている。彼等は精神力という代価を使い、俺達が道具を使わないと起こせない様な事を平気でやってのける。
 それも、かなり絶対数が少ないのだ。天性の才能が必要だとか、聞いたことは有るが本当の所は知るよしも無かった。
 そういえば、身近に居るな。ある意味魔法使いな奴が。
「なんだ?」
 ガルフォスの方を横目で見ているのが気づかれてしまった。
 なんでも、と首を軽く横に振る。
「でも、団長や、魔法使いまで動いたって事なら、かなり大きな話題になると思うんだけどな」
 少なくとも、国の主力である騎士団の団長が動くのだ。
 それなりの話題になったりしそうな物だけど。
「人数は少数精鋭でかなり少なかったしな。つーか、お前そんな化け物が現れたなんて触れ回る馬鹿が何処に居るよ。」
「無用な混乱は避けるのが国の対応だろう。しかし……少数精鋭、お前がな」 
「何か言いたい事が有るなら素直に白状すると良いと俺は思うんだけどなぁ、さっき俺にボロ負けしたガルフォス君?」
「……チッ」
「はいはい、ガルフォスも無駄に絡むのは止めろよ。折角親父さんが帰って来たんだからさ」
 また喧嘩を始めそうな二人をどうにか引き剥がす。
「親父じゃあない、世話になってるのは確かだがな。まぁ、いい。あまり待たせると何を言われるか分からん。とっとと向かうぞ」
 そう言って踵を返すガルフォス。
 心なしか、早足なのは俺の気のせいなのだろう。
 余計なことにツッコミを入れると何をされるか分からない。
「……つまんないねぇ」
「こっちにとばっちりが来るんで止めてください」
 呟くケールに釘を刺しておく。
「わかってますってぇ。んじゃ、俺等も向かおうぜ。団長の奢りだってよ」
 そう言ってケールもまたガルフォスを追いかけていく。
「……あ、遅刻したの謝るの忘れてた。後で良いか……」
 そのまま目的地に向かう間またガルフォスとケールは喧嘩をした。
 お願い、頼むから大人しくしてて。 

                             続く……?
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