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おべふぉすきる。
2007-11-15-Thu  CATEGORY: SS
昨日のセッションのその後ー。


なんとなく書いてしまった。

短いです、とても短いです。



 ミラ、アウィン、ノーラと分かれてより数分後の出来事──。
 奥で洗い物をする音が聞こえてくる。
 その音を聞きながらオベリウスとガルフォスは御互い机を挟みながら座っていた。
「……行ってしまったな」
「あぁ、本当は止めたかったんじゃないのか?」
「む……。」
 顔を顰めたオベリウスにガルフォスはまた言葉を投げかける。
「正直に言うぞ、オベリウス。このままでは、俺達はいつか負けるぞ」
 口を開いたガルフォスをオベリウスは一瞥する。ガルフォスの瞳は真剣そのものだ。
「……またそれか、ガルフォス。その話はもう止めろと言っただろう」
 オベリウスもまた、ガルフォスの瞳を睨み返す。
 二人の間で今に戦いが始まるのかとでも言わんばかりの緊張感が高まってゆく。
「はいはい、それまで。お二人とも、まだ修理すら終わってないんですから」
 その緊張感をぶち壊したのは奥で洗い物をしていたはずのルキルだった。
 この店の中ならば彼の耳から逃げれる音は皆無に等しい。
「それに、あの人達にも都合と言うものがあるでしょう。ガルフォスは無茶を言い良すぎです」
 その言葉を聴いてガルフォスはオベリウスから視線をそらし、席から立ち上がる。
「……すまない、言い過ぎた。外の風にでも当たって来る」
「ガルフォス、あまり思い詰めるな。負ける事が無い様に我等が居る」
「……あぁ、そうだな。じゃあな。」
 そう言って手をひらり、と振ってガルフォスは店の外へと出て行った。
「……ガル、大丈夫ですかね」
「大丈夫だろう。それに……事実、ガルフォスが言っている事は的を得ている」
「オベリウス、それは……」
 それは、目の前の現実を見据えての判断からの言葉だった。
 事実、この国はそれなりに豊かではあるものの、兵力などに関しては小国と殆ど大差がない。
 今現在敵を退けていられるのは突出した存在が居たからに過ぎない。
「何時か、我等個人の力ではどうにもならぬ時が来るかもしれん」
「……冷静に物事を見るのは構いませんけどね。我が居るから大丈夫!……くらい、言ってみたらどうです」
「何だその口調は、我の真似事か?」
 苦笑しつつ、オベリウスはルキルを見た。そこには、柔和な笑みが浮かんでいる。
「俺は貴方達に出会ってまだ時は短いですが、信頼しています。なんだかんだ言って、オベリウスはバカだし、ガルは意地っ張りだ」
「……なんだそれは。あぁ、ルキル、すまん。飲み物をくれないか。」
「はいはい、いつもので良いですか?」
「あぁ、頼む」
 そう言ってルキルは店の奥へと引っ込んで行く。
 この時、ルキルが呟いた言葉にオベリウスは気づかなかった。
「……ふぅ。全く、二人とも頭が固い固いと思っていたけど。バカ正直なのも考え物だよ……」
 どこか溜息をつきながら、ルキルは誰にも聞こえないその言葉を吐き出していた。
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